


みなさん、こんにちは。
奈良・富雄にある、『バラ庭園』で有名な霊山寺に行ってきました。
霊山寺本堂から1km先にある『奥の院』は緑に囲まれ、神聖な雰囲気が漂っています。ちょっとしたウオーキングコースにもなりますので、体力のある方はぜひ歩いてみて欲しいと思います。
霊山寺へのアクセス
【電車・バス利用】
近鉄奈良線・富雄駅より奈良交通バス、『若草台(系統番号50番)行き』に乗車し、『霊山寺』にて下車。
【車利用】
第二阪奈有料道路『中町ランプ』より県道7号線を北へ約5分。
『霊山寺前』交差点を左折。
【入山拝観料】
大人 600円(バラ見頃時期の5月・6月・10月・11月)その他の時期は500円
子供 300円(バラ見頃時期の5月・6月・10月・11月)その他の時期は250円



霊山寺
728年に孝謙皇女が征中の病にかかられた時、聖武天皇の夢枕に鼻高仙人が現れ、湯屋の薬師如来を祈念すれば治るとのお告げがあり、行基菩薩を登美山につかわして祈願させたところ、皇女の病が快癒しました。734年聖武天皇は行基菩薩に大堂の建立を勅命しました。
736年8月インドバラモン僧、菩提僊那が来日され、登美山の地相が霊鷲山(りょうじゅせん)にそっくりということから、寺の名称を霊山寺と奏上されました。


霊山寺は平安時代に弘法大師が来寺して登美山に力の強い竜神様がおられると感得され、奥の院に大辯才天女が祀られているので『鳥居』があります。






霊山寺 本堂 【国宝】 (鎌倉時代)
鎌倉時代の建物。1283年に改築、1942年に解体修理されました。
本尊薬師如来、脇侍日光・月光菩薩は春日厨子内にあり秘仏・十二神将・二天王・大日・阿弥陀如来・行基菩薩・菩提僊那が祀られています。
桁行五間、梁間六間、一重入母家造りの本瓦葺で一間の向拝があります。
本堂から1km先にある『奥の院』
『奥の院』は平安時代に弘法大師が来寺し、この山に霊験あらたかな竜神様がおられると体得されて大辯才天女尊を祀った霊地です。本堂から西へ歩いて行きます。
上り坂が続きますので、歩きやすい格好で行かれることをおすすめします。


奥の院へは『大辯才天』と書かれた鳥居をくぐります。


原始林に囲まれた舗装されている長い坂道を登って行きます。
途中から砂利道になりますが、そのあたりまでくると歩くのが楽になります。
奥の院への『大辯才天』と書かれた二番目の鳥居をくぐります。
ここから階段を下ります。

長い階段が続きます。


とても静かで神聖な空気が流れているところです。



奥の院への『大辯才天』と書かれた三番目の鳥居をくぐります。
鳥居の横には樹齢800年の御神木の大杉があります。



霊山寺 奥の院
「初めと終わりに拍手2回ずつ打って拝んでください。」と
『大辯才天』と書かれた三番目の鳥居の横に書かれています。

バラ庭園の様子をご紹介しているので、こちらもお楽しみください。