
浮見堂 奈良公園 Ukimido Gazebo, Nara Park
- 場所:〒630-8301 奈良県奈良市高畑町山ノ上
- 24時間散策可能
- 無料
- アクセス:近鉄奈良駅より徒歩約20分

浮見堂は、奈良公園の観光スポットの中でも有名ではありますが、それと同時に穴場の場所でもあります。観光スポットが集まっている興福寺や東大寺付近から少しだけ離れているため、それほど人も多くありません。景観が美しくて癒される場所ですので、こちらでご紹介したいと思います。
浮見堂 Ukimi do Gazebo

浮見堂は、奈良公園内の鷺池の水面に写る姿がとても美しい観光スポットです。
1916年(大正5年)に浮御堂は建てられましたが、老朽化したため、1991年(平成3年)から3年間かけて修復再建工事が行われ、現在の姿となりました。
檜皮葺きの六角形のお堂です。夜間にはライトアップが行われており、幻想的な光景を楽しむことができます。
浮見堂へは、鷺池にかかる橋を渡って行くことができます。
鷺池 Sagi Pond
鷺池には春日山を源流とする率川の水が流れこみ、雄大な奈良の自然を満喫できます。
観光シーズンになると、ボートの上から浮見堂や鷺池の自然が楽しめる、貸しボート屋さんがあります。


鷺池の周辺は、春になると桜が咲き、秋のシーズンは紅葉や黄金色のイチョウを楽しむことができます。もちろん冬のシーズンも美しいです。四季を楽しむことができます。




浮見堂の屋根は檜皮葺きです。これは、檜(ひのき)の皮で屋根を葺く技法で、日本古来から伝わる技法です。浮見堂の内部は椅子があります。人が少ない時に散歩に来てゆっくりすれば、心も身体も癒されますよ。贅沢な時間の使い方ができておすすめです。好きな本でも持っていって読みたいくらい。

奈良公園内ですから、浮見堂の周辺も鹿を目にすることができます。
奈良らしい自然と風景に感動すること間違いなしです。

奈良を訪れたら、ぜひ浮見堂へも足を運んでみてくださいね。