

みなさん、こんにちは。世界有数のダイビングスポットがある沖縄、石垣島は
東京や大阪からもLCCが就航しているので気軽に行ける旅行先の一つです。
梅雨が明けた後の青空と太陽の光が降りそそぐ暑い季節も良いですが
比較的安く旅行できる梅雨の時期の石垣島のダイビングについてご紹介したいと思います。
石垣島の梅雨のシーズンはいつ?
2022年の石垣島の梅雨入りは5月4日でした。平年と比べ6日早く、2021年よりも1日早い梅雨入りとなりました。
梅雨の期間は、約1ヶ月半(30日〜45日程度)といわれています。
予想では2022年は6月14日〜16日くらいの間と見られているようですよ。

梅雨の時期に旅しましたが、旅の前半は、曇り、雷、雨、という天気でしたが、1日中ずっと降っているということはありませんでした。
旅の後半は1日中晴れた日もあり青空が広がり紫外線が強く、南国らしい天気を体験できました。
旅に出る前に、石垣島の週間天気予報をこまめにチェックしていました。
毎日チェックするごとに予報が変わっており、全く当てにならないと感じました。
梅雨の時期に石垣島に行くなら、雨が降ることは覚悟しておき、晴れたらラッキーだったと思うくらいの方が良いです。
傘&レインコートなどはあれば、持参しましょう。(現地で買うこともできます)
そんな中、ダイビングに関しては、雨でも十分楽しめるアクティビティです。
水深15〜20メートルの水中は雨でも十分明るいです。
ダイビングショップのスタッフさんは、石垣島の天候、海況、風向きなどに熟知しておられますから雨の日でもダイビングを楽しめるスポットに連れていってくれますよ。


石垣島の梅雨のシーズンの水温は何度?
石垣島の梅雨の時期の水温は26〜27℃でした。ウエットスーツは5mmのフルスーツで全く問題なく、快適に潜ることができました。
水中で寒いと感じたことは1度もなかったです。
逆に、ボートの上で水面休息している時の方が肌寒く感じることもありました。濡れた身体を拭くタオルやボートコートなど持っていくと良いかもしれません。
石垣島にはダイビングショップはどのくらいあるの?
石垣島内のダイビングショップの数は現地でショップの方に聞いてみたところ、約200程度ということでした。石垣島内と言っても、海沿いの地域にショップは集中していると思いますし、
この数はとても多いですよね。
コロナ後、規制も緩和されていくと、今まで我慢していた全国からのダイバーや、インバウンドの外国からの旅行者もたくさん来るでしょう。円安が続けば、海外からたくさんダイバーが来そうです。
そんな中でも梅雨の時期の石垣島のダイビングは旅行者も少ない時期で少人数でのんびり楽しめますので、穴場だと思います。


石垣島でのダイビングスタイル (ボートダイビング)
石垣島のダイビングショップを利用した様子などをご紹介します。
(石垣島には数多くのダイビングショップがあるので個々の違いがあると思いますが、こちらは一例で個人的なものですが、ご参考までにご紹介します。)
- 石垣島出発前:石垣島のダイビングショップをインターネットで検索して決めます。
(石垣島ダイビングショップで検索するとかなりの数が出てきますので、選ぶのが大変ですが、口コミ情報などもかなり載っていますから、参考にしながら探しましょう。) - ダイビングショップのWEBサイトからダイビングの予約をします。ダイビング希望日、ダイビング器材のレンタルなどの連絡をします)
- ダイビングショップから予約受付の返信があります。
ダイビング予定日の前日になるとメールでホテル送迎の時間などの再確認のメールをくれました。 - ダイビング日当日は、指定された時間に宿泊先に車で迎えにきてくれます。
スタッフの方とご挨拶してから出港する港へ向かいます。
港に着いたらダイビングボート乗り込みます。
スタッフの方からボートのブリーフィングがありボート出発。 - ダイビング器材をレンタルした人は、スタッフの方がセッティングしてくれていました。その他、借りるウエットスーツの装着や、マスク&フィンの用意、ウエイトの準備をしておきます。(使用したタンクはスチールタンクで容量は 10リットル。)
- ダイブスポット到着し、スタッフの方がポイント付近にアンカリングしている間、
ダイビングの準備をします。
●マスクの曇り止め
●タンクのバルブを開けてタンクをベンチの上に乗せて背負う。
●マスク&フィンを装着
ガイドの方がダイブサイトのブリーフィングを簡単にしてくれます。 - 最初にガイドの方が潜降します。ブイ下集合と言われるので、その後準備ができた人からバックロールエントリーで入り、各自潜降していきます。
船の横に重りのついたロープ(潜降ロープ)があり、それを使って潜降することもできます。 - ダイバーが全員揃ったら、バディやガイドさんと一緒にダイビングを楽しみます。
- 最大潜水時間は40分〜45分程度とブリーフィングで言われました。
安全停止をした後、浮上し、1ダイブ目終了。
(浮上したら、2ダイブ目の新しいタンクに変えておきます。) - 水面休息(約1時間程度)を取り、2ダイブ目のポイントへ移動、上記(6〜9)と同様です。
- 2ダイブ目と3ダイブ目の間に、ランチ休憩があります。ランチは、ダイビングショップの方が用意をしてくれます。ご一緒したダイバーの方々などをお話ししながらの休憩タイム。
- 3ダイブ終了。ボートが港に帰港。簡単なログ付け。
- ホテルまで送迎してもらいます。
- ダイビング器材などを持ってきている場合は、ホテルで器材を洗って干します。(梅雨の時期は湿気も多く、なかなか乾かないのでレンタルした方が良いかもしれません。)

3ダイブ終えてホテルに戻ってきたのが、午後2時半〜3時半頃でした。その後ホテルでゆっくり暖かいシャワーを浴びて、夜までに時間もあり、石垣島の街を散策できるので時間を有効に使えます。


石垣島のダイビングではどんなものが見れる?
石垣島といえば、「マンタ」


石垣島といえば、マンタが有名ですね。
石垣島周辺のダイビングスポットの中にもいくつかマンタポイントと呼ばれる場所があります。
私は今回はマンタを見にいくポイントに行きませんでしたが、同じ宿に泊まって別のショップを利用してダイビングしている方が、「マンタを見れた」と言っていましたので、利用するショップによっても多少差があるのかもしれません。
マンタ目的で石垣島に行かれるなら天候、海況にもよると思いますが、あらかじめショップにリクエストを出しておくなりして対応を見ておいた方が良いかもしれませんね。
ウミガメに遭遇できる


個人的な印象ですが、石垣島は、ウミガメが結構な頻度で見れます。
沖縄離島全体的に言えることなのかもしれません。
ウミガメをダイビングで見てみたい人は多いはず。それもダイバー慣れしているのか、ダイバーが近づいてもあまり逃げません。のんびり目をつむって寝ているカメさんもいました。
顔も可愛いし、癒されますよ。
サンゴ礁が美しい


石垣島のサンゴ礁は元気で、色がカラフルで、とても美しいと感じました。
ダイビング中は中性浮力に気をつけて、サンゴ礁を壊さないようにフィンの動きにも気を配りましょう。
ダイビング器材もしっかりまとめておき、ホースなどをブラブラさせないようにします。私が利用したショップでは、グローブ(軍手)を貸し出していましたが、水中生物に触らない。傷つけない。という意識がより生まれるので、ダイバーにはグローブなしで潜って欲しいなと思っています。
ウミヘビの遭遇率高い!


石垣島で潜ったポイント全てでウミヘビを見ました。
沖縄&石垣島に生息しているウミヘビの数を調査したら、かなりの数になるのではないでしょうか?
体長も長くて大きいウミヘビもいて体をうねらせながらダイバーの横を泳いでいました。ウミヘビ自体あまり見たことがない人は最初のうち驚くかもしれません。(ガイドさんはいつものことという感覚でウミヘビに対しては全く反応していませんでした)(笑)。
ウミヘビは温和な性質で、こちらから何かしない限り追いかけてきたり噛んだりすることはないようです。
しかし、猛毒をもっていますから、くれぐれもこちらから捕まえようとしたり、いたずらしようとしたりしないようにしましょう。
ウミウシ好きも楽しめる





ウミウシ好きの人は、石垣島でも楽しめると思います。
今回見つけたウミウシはリュウグウウミウシの種類が多かったですが、イシガキリュウグウウミウシは、ミドリリュウグウウミウシを捕食するということで、ウミウシを食べるウミウシもいるとのことです。丸呑みするらしいですよ。
マクロ好きな人も楽しめる



探せば色々面白い生物がどんどん出てきそうなワクワク感を感じました。
石垣島の海は世界を代表する素晴らしい水中世界が広がっています!
梅雨の季節の石垣島ダイビングのまとめ
- 天候は雨が降ったり、やんだりで安定してはいないものの、水中世界は変わらず素晴らしいので楽しめる。
- 水温は26〜27℃程度。寒くなく快適なダイビングができる。
- 旅行客がまだ少なく、ダイバーの数も少ないのでボートでも少人数で快適。
- 大人気のダイビングスポットもボートが集結しておらず水中がダイバーだらけにならない。
- 梅雨の時期の旅行は全体的に料金が安くコスパが良い。
- 梅雨といっても1日中降り続くことはないので、傘やレインコートなしでも十分遊べる日があり、観光も楽しめる。