【奈良観光】春日大社の特別参拝がおすすめ。The attractions of Nara “Kasuga Shrine”

春日大社について


春日大社は、今から1300年ほど前に、平城京の鎮護として最強の武神である武甕槌命(タケミカヅチノミコト)様を神山御蓋山に奉遷したことが始まりです。

4柱の神様である、武甕槌命(タケミカヅチノミコト)様、経津主命フツヌシノミコト(フツヌシノミコト)様、天児屋根命(アメノコヤネノミコト)様、比売神(ヒメガミ)様を本宮に、天押雲根命(アメノオシクモネノミコト)様を若宮に祀り、古来藤原氏の氏神とされてきた由緒ある奈良を代表する神社です。

春日の燈籠とも呼ばれている三千基の燈籠など見どころ満載です。



所在地〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160
お問い合わせTEL0742-22-7788 

春日大社へのアクセス


東京からJR・近鉄利用
東京から新幹線利用(約2時間11分)京都駅下車

(JR)京都駅からみやこ路快速(約44分)JR奈良駅下車

(近鉄)京都駅から近鉄奈良特急(約35分)急行(約50分)近鉄奈良駅下車


関西国際空港からJR・近鉄利用
関空から南海ラピート(約38分)なんば
(近鉄)大阪難波から近鉄奈良快速急行(約40分)近鉄奈良駅下車

関空から特急はるか(約31分)天王寺下車
(JR) 天王寺から大和路快速(約33分)JR奈良駅下車




JR奈良駅から春日大社一の鳥居まで徒歩20分。




近鉄奈良駅から春日大社一の鳥居まで徒歩で11分。


(車の場合)

名神高速道「京都南IC」から京奈和自動車道経由約60分
京奈和自動車道「木津IC」から南へ約7km
第2阪奈有料道路「宝来IC」から東へ約8km
西名阪自動車道「天理IC」からR169経由北へ約10km

駐車場:春日大社正面に有料駐車場があります。バス・乗用車合わせて100台駐車可能。乗用車 1000円。




開門時間:御本殿参拝所
(3月~10月) 6:30~17:30         
(11月~2月) 7:00~17:00

開門時間:特別参拝所 
 9:00~16:00


ペット参入禁止
小型無人機ドローン禁止
境内全域禁煙




Cocoro
Cocoro

2020年夏に春日大社を訪れた時の様子をご紹介します。



近鉄奈良駅からは奈良公園を通って春日大社へ向かいます。移動中に鹿さんたちをみながらのんびり歩きます。



横断歩道を渡って、春日大社参道へ。


参道途中にある春日荷茶屋。





二之鳥居 the second Torii gate

伏鹿手水所 Basin for purification







この神石は、様々な諸説があり、
・神様が降臨するための憑代(よりしろ)としてお祀りされた磐座(イワクラ)である。
・その昔、落雷により南門が崩れ堕ちたところに祀られた。
・若宮神社のご祭神がこの地から出現した出現石。

などの数々の伝説がある石で、パワースポットとしても広く知られています。

春日大社 南門

↑治承3年(1179年)に建立された境内最大の門です。

春日大社 特別参拝について


春日大社特別参拝
世界遺産である春日大社は参拝所前のエリアのみ無料で入れますが、、春日大社の中心の本殿一帯は、特別参拝料金が必要となります。春日大社の神聖な区域の中に入り、中門前での参拝および回廊の釣燈籠などの拝観がかないます。

*特別拝観料 500円。
*開門時間:9:00~16:00

3月8日頃~3月13日、12月20日~1月7日、
成人の日は終日拝観できません。

毎月1日、11日、21日及び
節分の日、2月17日、2月23日、3月14日、3月15日、
春分の日、4月3日、5月第3金曜日、5月5日、
5月10日、8月7日、8月15日、秋分の日、
10月9日、11月3日、11月23日、12月17日の
午前中は拝観できません。

※祭典都合により時間が前後する場合があります。
※上記以外に臨時の祭典等により拝観頂けない場合があります。


御本殿 Main sanctuary


本社大杉 Japanese cedar

この大杉樹齢1000年とも言われ、鎌倉時代後期(1309年)に描かれた絵巻物、
春日権現記にその姿が描かれています。樹高は23m、幹周は7.94mです。

根元から西方に直会殿(なおらいでん)の屋根を通して伸びる樹はイブキ(ビャクシン)。

春日大社回廊


春日大社の朱塗りの外観が美しい回廊の建物は、平安時代末の治承3年(1179)に創建されました。

釣燈籠が約1000基も吊り下げられている風景はこの建物の大きな見どころとなっています。(重要文化財)*特別参拝エリア内




万燈籠

  • 節分万燈籠 2月の節分に境内三千基の燈籠に浄火を献じ、厄除けを始め、新春の諸願成就が祈願される。


  • 中元万燈籠 8月の14日、15日の中元の夜、全ての燈籠に浄火を献じ、諸願成就を始め、祖先の冥福向上が祈願される。



    尚、万燈籠再現・藤浪之屋(特別参拝エリア内)では、年3回行われる万燈籠神事を感じていただこうと重要文化財の藤浪之屋が開放され、真っ暗な空間に燈籠がゆらゆらと灯る様子を再現し、ご覧になれます。





万燈籠を再現している藤浪之屋内


藤浪之屋の中の映像です。



御蓋山浮雲峰遥拝所(みかさやまうきぐものみねようはいじょ)


春日大社の神体山の御蓋山は神護景雲2年(768)に御本殿が建設される以前から鹿島、香取、枚岡の神々様が御鎮まりになる神奈備として崇められており、
現在も禁足地として入山が厳しく制限されていますが、特別拝観で入ることができる場所である、東回廊の北隅に御蓋山浮雲峰遥拝所があり、
御蓋山に最も近づける場所からお参りすることができます。

この遥拝所は御蓋山の浮雲峰から歌詞が大社の本殿を通り、平城京の大極殿までを繋ぐ尾根線上にあるそうです。



直会殿(左)

直会殿 春日祭で勅使以下が直会(なおらい)の儀を行うところから直会殿と称されています。貞観元年創建。(859年)       重要文化財



幣殿 Heiden

幣殿
3月13日の春日祭で天皇陛下の御使の勅使が御祭文を奏上されたり、御神楽(みかぐら)の折に祭場となる重要な建物。通常は参拝所として用いられています。
貞観元年創建。(859年)重要文化財




砂ずりの藤 

砂ずりの藤
鎌倉時代の五摂家の一つ近衛家から献木されたと伝えられている古木で地面の砂にすれるほど花房が延びることから砂ずりの藤と呼ばれています。
(樹齢800年)*無料で入れる参拝エリア内にあります。





春日大社ののんびり鹿さんの動画。



春日大社には国宝352点、重要文化財971点をはじめ、王朝文化を今に伝える貴重な宝物を数多く所蔵している国宝殿や、萬葉植物園など、他にも見どころがたくさんあります。古都奈良で観光される際はこの神聖な空気が流れている春日大社をゆっくり歩いてみてはいかがでしょうか?